毎日更新は一旦終わります(サバティカルに入ります)

今、大学院の授業が一区切りつき、ほっとしています。

実はここ一ヶ月、大学院+職場の二足のわらじが、ちょっと負担に感じていたところもありました。特に職場は新しい職場で、学びがとても多い分、体力はともかく、精神力の消耗も大きかったです。

書評の投稿が最近少ないのも、読書量が減ったのではなく、むしろ逆で、読書量は増えています。ただ、新職場における、仕事上の基本的なフレームワークを獲得すべく、専門書をひたすら読みふけっているのです。専門書の書評は、個人で見直すのは有用ですが、ブログ上で公開するのは一般の方々にはとても分かりづらく、それで投稿には若干のためらいがあったのでした。(書評に医学書が少ないのはそれが理由)

「サバティカル(研究のための長期休暇が原義)」にしばらく入ります。毎日の更新は終わります。

思いついたように更新しますが、よろしくお願いします。

プレゼン終了!

プレゼンが終わりました。

私たちのグループは、かなり前から準備をしてきました。その成果は十分に出せたと思います。指導して下さった先生、そしてこの半年間、大いに議論を交わした二人の学友にとても感謝しています。特に学友二人には、学校に提出する論文を制作してくれたので、重ねて感謝です。これも大変素晴らしい出来映えです。

さて今回のプレゼンも、もちろんBBPメソッドです。即ち、極力スライドに文章を書かず、イメージで迫る手法です。

プレゼンの後、都合でプレゼンを聞けなかった多くの方から、「プレゼンに使用した資料を下さい」と言われました。ありがたいことです。しかし、私のプレゼンは、BBPメソッドを採用していますので、スライドは「画像」ばかりで、後々に見直すという意味での資料性に乏しいです。

そのなかでも、一番文字の多い(笑)スライドを下に示しました。(なのでこれでご勘弁下さい。)

プレゼン.028_1

このスライドは、キー・スライドでもあります。

以下解説です。

大学院の活性化の糸口は、「能力の三段活用」にあるとしました。即ち、まず能力をのばすこと、そして、その能力をコミュニティ内でつなげること、最後に、外部に向かって発信することが、重要だと主張しました。

これは同時に、個人からチームへ、そして地域へと広がっていく、そういった「知のネットワーク」の広がりでもある、としました。

どこの大学でも今や「改革」が合い言葉です。授業内容や講師陣のレベルアップ、設備の充実といった、とかく「外向き」に発散しがちなベクトルですが、私は学生の立場からあえてベクトルを、「内向き」即ち、自己に向けたいと思います。言い換えれば、個人の成熟や能力の向上がまず第一である、という認識です。それがあってこそ、「つながり」や「発信」へと滑らかに続いていくと考えます。その結果、大学全体の変革も促され、もちろん授業の質も向上していきます。

では、自己成長に必要な要素とは何でしょうか?それはプレゼン中でも述べたことですが、「知の基礎体力」にあたる、思考力、即ちロジカルシンキングや仮説思考といった基本的な思考力だと考えています。



さて、
だいぶBBPメソッドに興味を持ってくれる学友が増えてきました。
参考記事です。
おすすめ Beyond Bullet Pointsメソッド
プレゼンテーションzen  ガー・レイノルズ
レバレッジ式Keynoteのすすめ  本田直之
SHAREの精神


経営者に贈る5つの質問 P.F.ドラッカー

私の好きな本の一冊。
私はいわゆる経営者ではない。しかし、以下の5つを自問することで、自然と経営的視点を持つことができる。むしろ非経営者のための本。

① What Is Our Mission? (われわれのミッションは何か?)
② Who Is Our Customer? (われわれの顧客は誰か?)
③ What Does the Customer Value? (顧客にとっての価値は何か?)
④ What Are Our Results? (われわれにとっての成果は何か?)
⑤ What Is Our Plan? (われわれの計画は何か?) 



特に②は今日のプレゼンテーションのテーマとなる。

LED Cinema Display

久しぶりにMacintosh関連。

LED Cinema Displayは今年の正月に入手したのだが、これによりとても作業効率が上がり重宝している。要するにMacBookに取り付ける外付けのモニターなのだが、これがとても美しく、そして広い作業領域のおかげで、webの閲覧やレポート作成に大活躍である。

今まで家の机の上にはIMacが鎮座していたが、これは家庭用に移行し、代わってMacBook+Cinema Displayの組み合わせになった。大量にあった大学院のレポートもこの作業環境でかなりこなせた。感謝しています。

そろそろ、本の原稿の執筆に着手します。これからもしっかり使いこなします。

資本資産評価モデル(CAPM)

資本資産評価モデル(CAPM)に従えば、企業iの普通株の資本コストは次式で決定される。

          普通株の資本コスト=rf+βi{E(rm)-rf


ただし、
rf:安全利子率
E(rm):マーケット・ポートフォリオの期待収益率
βi:cov(ri,rm)/var(rm)
   ・cov(ri,rm):企業iの株式の収益率とマーケット/ポートフォリオの収益率の共分散
   ・var(rm):マーケット・ポートフォリオの収益率の分散

一見難解だが、これも今までの学習の積み上げでみれば理解可能。
上記の式も、E(rm)-rf だけを見れば、これは即ち、株式市場全体の平均的なリスクプレミアムとなる。これにβ、即ち、マーケット・ポートフォリオの収益率が1%上昇した時に、その企業の株価が何%上昇するかという「感応度」をかけ、それに安全利子率を足していると考える。

この式を暗記するより、基本的な背景を理解することが大切。
ファイナンスの「基本」はそろそろ卒業間近。

ようやく完成間近

グループディスカッションII(番外編)

今回は番外編である。単純に時間が足りず、正規の時間以外にも皆で集まりプロダクトの調整を行った。私たちの班は、スタート当初より活発な活動や、議論をしてきた。結果、正規の時間内では収まらなかった。

先生も熱心に我々を指導して下さり、この半年間の知的レベルの上昇や、班のグループ内での知的繋がりは、すばらしいものだったと思う。

「番外編授業」のおかげでようやく目鼻がついた。あとは、プレゼンの練習をしっかりするのみ!

実は お疲れ気味です

昨日は、「祝 1周年」なんて記事を書きましたが、実は最近、お疲れ気味です。(笑)

新しい職場、新しい仕事、新しい仲間と、新しい事ずくめなので、当然でしょうね。大学院もいよいよ大詰めで、グループ発表の準備で忙しい。

仕事も慣れてきて、大学院も一段落できれば、また一息つけるでしょう。もう少しです。

祝 1周年

ブログをスタートしたのは去年の2月1日でした。

毎日更新を続けてきた自分を、まずは誉めたいです。「アウトプット前提のインプット」「知的消費に終わらせないための知的生産とは、文章を書くことに尽きる」など、いろいろなことを思いながら書き綴ってきました。

1周年の記念に(笑)、去年の2月1日、一番最初に書いた記事を引用します。確か以下の文章です。

■1月もおわり■
1月も終わり、あっという間に2月になりました。今年は4月から学生生活が始まります。また新しいことが学べると思うと、わくわくすると同時に、少しずつでも何か記録に残そうと思い、ブログをつけてみることにしました。

非常に短い文章ですが、静かなる決意が伝わってきて初々しい。

初心を忘れず精進します。

フユボタン

つややかでやわらかい

権威の源泉

久しぶりの「経営組織」の授業

個人が命令を受容する条件

(a) 伝達の理解可能性:「伝達を理解でき、また実際に理解すること」
(b) 目的との整合性:「意思決定に当たり、伝達が組織目的と矛盾しないと信ずること」
(c) 個人的利害との整合性:「意思決定に当たり、伝達が自己の個人的利害全体と両立しうると信じること」
(d) 伝達の実行可能性:「その人は精神的にも肉体的にも伝達に従いうること」

以上が、バーナード(Barnard,C.I.)が提唱した受容説である。彼は、「権限の真の源泉は、上司の命令を彼の部下が受け入れることにあり、上から与えられるものではなく、下の受容によって権限の範囲が定まる」、とした。

要するに、権威とは、部下に対する説得と一体たるものであり、説得し、受容がなければ権威は維持できないというのが、その本質である。逆に権威は、上位者の独占物ではなくなり、それに由来する責任もまた、下位者も負うこととなる。


表現こそ難解だが、日常業務をこなしていく上で、極、常識的な話だとも思った。

ディベートは難しいですね

少子高齢化についてのディベートがあった。

なかなかディベートは難しい。その理由は様々。

1 論点が拡散しやすい。
2 主語が明確にならない。日本語の場合、言語的特性として、そもそも主語がなくても通常の会話は成立するので尚更。
3 先方の発言が事実なのか、それとも意見なのか。また、事実に対する意見なのか、それとも、意見に対する意見なのかが混同されやすい。



昔は、物事を進める手段そのものに、ディベートを位置づけていた。それからしばらくは、あくまでも、論理的トレーニングとして、ディベートを位置づけていた。最近の位置づけはまた変わり、ディベート以外の代替手段を考えるようになった。(詳細は後日)

官僚と政治家との違い

総務省から、大変有能な方が来校し、お話をして下さった。

この方は、一を聞くと十、答えてくれる感じで、しかも、歴史的な背景や法律的な内容を織りまぜてお話された。その「答弁」には、ただただ、圧倒された。

この方の話し方や内容はすばらしく、「政治家」と区別つかなかったので、「官僚と政治家の違い」について伺った。すると、即座に次の3点を挙げられた。

1 個人名で動かない。機関名、役職名で動く
2 選挙で責任をとる政治家とは違い、身分保障が前提である
3 引継ぎの重要性(業務の継続性)

なるほど・・・と思いながら、興味深く、お話は続いていくのでした。

毎日ラジオ体操してます

実は最近、毎朝ラジオ体操をしています。

大学院のレポートが多くて、今、ほとんど土日は家にこもっています。平日も、ずっと家にいることが多い。本当に運動不足で、まずいな・・・と思っていたのですが、最近、ラジオ体操をするようになって、すこしは運動が出来ているかなと思っています。

ラジオ体操も、しっかりやるとそれなりにしんどくって、筋肉痛になります。(情けない)

あと2週間くらいで、この忙しさも一息付けるでしょう。そう思って頑張ります。

加重平均資本コスト(WACC)

自己資本コストと負債資本コストを自己資本比率で加重平均した値を加重平均資本コストという。

WACC=E/(E+D)×ke+D/(E+D)×kd×(1-t)  ただし、
E:株式時価総額 D:負債(社債)時価総額 ke:自己資本コスト kd:負債資本コスト t:法人税率


上記の如く、企業は負債を利用することで、WACCが低下し、節税効果を得ることができる。

一見複雑な式ながら、ここまでコツコツと学んできたので、しっかり理解できた。ファイナンスの授業も大詰めだ。

市の有志と語らう

市の有志と、某中華料理屋にて語らう。
立場や職種は違えども、地域を良くしたいという思いは同じ。
将来を見据えながら、これからも知的繋がりを強化したい。
会の終わりに、参考となる書籍を3冊お借りした。
なかなかマニアックな本で、知的好奇心が刺激される。

3度読んで分かるところがあります

医療経済の最終授業で先生が言われた。以下の様な内容だったと思う。

皆様から頂いたレポートは繰り返し、3回は読むようにしています。大変なことですが、繰り返し読まないと理解が進まないからです。3回読んで初めて、分かるところがあります。

この一見、平凡な言葉に、私は大変な衝撃と、敬意を感じた。

読者がたとえ3回読んでも、作者は、その労力をうんと上回る時間を掛けている。作者の意図がすぐに読者に理解できるはずがない。本当に手間をかけたモノゴトは、受け手にもゆっくりと伝わる。私も、そんな価値観を大切にしたい。

企業価値とは

企業価値とDCF法についての解説がなされた。

 企業価値=企業が株主・債権者全体に対して生み出すキャッシュフローの現在価値

ということを踏まえると、

株式価値=企業価値ー負債価値

となる。
これをDCF(Discounted Cash Flow method)という。このDCF法は、最近のM&A実務等でしばしば使われる方法となっている。

このあたりは、だいぶ理解できた。ファイナンスは、なじみが薄い分、必ずしも得意な教科ではなかったが、覚えることは少なく、原理原則をしっかり理解すればおもしろみを感じることができたので良かった。先生の教え方、教科書が分かりやすいのも一因だろう。

残り数回の授業を残すのみだが、しっかりと頑張りたい。

組織の健全さとは

ドラッカーの言葉

あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。だが、組織の健全さとは、高度の基準の要求である。自己目標管理が必要とされるのも、高度の基準が必要だからである。成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは、長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、みせかけか、無難なこと、くだらないことしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる

セグウェイはコミュニケーションツールだ

久しぶりに、感激した。

プレゼンテーションには、理性(左脳)に訴えるものと、心(右脳)に訴えるものがある。
理性に訴える代表は学会での発表であり、心に訴える代表はクラッシックコンサートである。


今回のプレゼンは心に訴えるものがあった。

私の右脳は激しく揺さぶられ、聞きながらもいろいろとアイデアが吹き出してきた。
吹き出すアイデアを賢明にメモるので精一杯であった。(笑)

秋元さんは私と同世代。そういった意味でも、ずいぶんと刺激になった。
キーメッセージは

 ・関係性の構築
 ・モノよりコト
 ・セグウェイはコミュニケーションツールだ

また、チャンスがあったら、お話をしたい。

図示できないのは理解が浅い証拠

発表の準備へ大詰め。
目次の作成、論理構成などをチェック。

その際に、先生が言われたことが印象的だった・

大事なコンセプトは、図示してみよう。図示できないのは理解が浅い証拠。

なるほど。確かにその通りだ。今まで、積み重ねていた論理的作業を、図示していく作業は、左脳から右脳に思考を移す作業に他ならない。この作業は、実はかなり楽しい。

メンバーとともに、ラストスパートを駆け抜けていく。

共同作業は意外と難しい

共同作業は意外と難しいです。

単純作業であれば人数が多くなるほど一人当たりの負担は軽くなりますが、知的作業の場合は却って困難なことが多いです。また、知的作業といっても、デスクワークに限らず、その範囲は広いです。

私はサッカーが好きでよく見ます。例えば、日本代表でも大きな試合前の合宿では、個人のレベルを上げると言うより、チームとしての打ち合わせが主たる目的です。合宿を通じて、自分の特性や他人の特性を相互に確認し合い、戦略の流れに個々を合わせていきます。コンセプトを統一し、強固にしていきます。そしてその作業に、多くの時間を必要とするのです。

即ち、

#1 個の成熟
#2 個の発信
#3 個と個の連携

が共同作業の手順です。#3だけを取り出してもうまくいきません。


さて、私たちのグループはほぼ毎回、先生からアドバイスを頂きながら、一人ひとりが小プロダクトを持参してディスカッションに臨んでいます。ここで既に、#1と#2を終わらせていますので、比較的スムーズに作業が進んでいるのではないかと思っています。(と言っても時間に追われまくっていますが(笑))

夕暮れ

冬の海辺に漂うカモメ

医療ネットワーク

医療ネットワークについての話がなされた。

個人情報の保護とネットワークのn次利用は両立できるか。理論的には可能でも、実際には難しいかもしれない。

ネットワーク化を進めれば、どうしても問題が生じるのは仕方がない、と個人的には思っている。結局の所、便益とリスクとの兼ね合いになると思うが、リスクをネットワーク化をおし進めた、特定の個人に押しつけない社会でいてほしいと思う。(もちろん、個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したり、個人情報が入ったパソコンを院外に持ち出した上、置き引きされたりといった過失は、咎められてしかるべきだが。)

大学の時、ITネットワークに詳しい人が言っていたのを今でも思い出す。

  ネットからの被害を防ぐ最大の方法は、ネットにアクセスしないこと

便益が多く見込まれるのに、「個人情報保護法」という怪獣に睨まれっぱなしで一歩も動けないのは残念なことだ。


脳機能に注目した、一皮むける方法

人材マネジメントの授業にて、プレゼン。
年末年始にかけて同級生からネタを頂き、いろいろと発酵させてきた。そして、何を伝えるべきか見えてきた。
渾身のプレゼン!(笑)

テーマ
一皮むけるには、どうすれば良いか?

「努力する、勉強する」といった、自己的で内的な要素はもちろん大切だが、脳機能に注目した外的環境について、その手がかりとなるフレームワークをプレゼンした。

人が成長する、もっと言えば、一皮むけるには、どういった環境が必要なのだろうか?私は二つの軸を提唱する。

1 キャリア移行期に身をさらすこと
2 報酬からの束縛を受けないこと

実は、これが右脳の機能をフルに働かせる「外的環境」なのだ。

「おい!、お前!!、一皮むけろ!!!」といくら上司に言われても無理。そんなことでは人材は育たない。そんな思いで、プレゼンをしたのでした。

関連記事
企業内人材育成入門 中原淳 他
天才!成功する人の法則 著:マルコム・グラッドウェル 訳:勝間和代
ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」







ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」

ダニエル・ピンクという名前は、著書「ハイ・コンセプト」で知っていたが、肉声を聞くのは初めてだった。まず、こんなにプレゼンが上手な方だとは思わなかった。わずか15分くらいのプレゼンデーションだったが、とても引き込まれた。

タイトルが「やる気に関する驚きの科学」となっているが、彼が主張したいのは、驚くべき事は「科学」そのものではなく、「科学で分かっていることと実際ビジネスでされていることに差があること」である。これは、プレゼンを見ていただければ分かることであるが・・・

まずは、アクセスして欲しい。
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/dan_pink_on_motivation.html

私がなるほどと思ったフレーズ

・科学が明らかにした事と、ビジネスで実際なされている事に差がある。(再掲)
・報酬は、視野を狭め、集中力を上げる。そして、時に創造性を阻害する。
・動機づけの3要素。AUTONOMY(自主性) MASTERY(成長) PURPOSE(目的)。



最後に、TEDって何?と言われる方のために・・・

TED(てど、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのこと。TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物が講演を行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。(Wikipedaより)

天才!成功する人の法則 著:マルコム・グラッドウェル 訳:勝間和代

原題はOutliers。

内容は以前書いたように、

天才が作られる最大の要素は、内的要素ではなく、外的要素である。

という著者の主張に再度共感。

今回翻訳された本は、最後に訳者の勝間氏による+αがあって、その部分について考えさせられた。それは即ち、「すべての人に好機を与えよ」ということである。

好機とは「人生を変える3つのファクターを指す」と、私は常々思ってきた。3つのファクターとは、

1 よい本との出会いという好機
2 よい人との出会いという好機
3 よい仕事との出会いという好機

私はこの10年間、いずれにも恵まれてきたと思う。従って、これからの10年は、周りの人に良い仕事を提供できるように、そして何よりも私自身が、その人の人生にプラスとなれるようイメージしていきたい。

関連記事
Outliers: The Story of Success Malcolm Gladwell

企業内人材育成入門 中原淳 他

人材育成は、社会的関心が高い領域である。

人材育成について人に聞けば、その人の数だけ返事が返ってくる。また、書店に行けばMBAコーナーから雑誌にいたるまで、人材育成について取り上げられない日はない。


この本は、副題に「人を育てる心理・教育学の基本理論を学ぶ」とあるように、いわば教科書である。カリスマが熱く語る人材育成の本というより、教育実習に向かう教育学部生のために書かれた本といってよい。

しかし、あなどるなかれ。

私の人生は今まで、教えることや教わることの連続であるが、どんな時に「人は一皮むけるか」に関心を持ってきた。驚いたことに、この本には、私が知りたいと思う手がかりになるようなことが、しっかりと書かれていた。

私が思うことと同じ事が、やはり学問的にも話題となってきたのだな、と思うと同時に、私が感覚的に捕らえていたことも、地に足の付いた学問的な記載がなされていて、大変勉強になった。

この本の価格は少々お高い。人材育成に興味のない人は、手を出さない方がいい。
しかし、少しでも興味のある人は、この値段の10倍でも手を出してよい。

夜景

写真より実際の方が美しいです。

プロフィール

Dr.Q

Author:Dr.Q
30代男性の医師(MD)が日々の気づきを書き綴ります。MBA取得を目指し、K2BSで学んでいます。そこでの学びを中心に書いています。内容は著者の責任によるもので、所属する組織、部署には関係ありません。

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