プロフェッショナリズムはシステムの外に宿る

プロフェッショナルとは何か?

NHKの番組で「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組がありますが、出演者に対して、最後に「プロフェッショナルとは何か?」という問いがあります。

そして出演される方々、皆さん違うことを言われます。そして私も「なるほどなー」と感じます。しかし、そこに何らかの共通点は無いものか普段より考えていました。

その一つの答えに遭遇して、少なからず興奮しました。それは、以下の文章です。

システムや制度の外部にあるのがプロフェッショナリズムです。制度化されたらそれは単なる「ルール、規則」に過ぎないのです。プロフェッショナリズムとは極めて自律的なものであり、それは周囲の困難が強烈であればあるほど必要とされます。周囲の困難がなければ、プロ意識なんて議論の対象にならないですしね。周囲の困難がプロフェッショナリズムを放棄させるのではなく、その逆なのです。


制度化されれば、そこにプロフェッショナルはない。 言われてみれば、本当にその通りです。医療の仕事は、公的な要素が強い、それだけに、ガイドラインや、管轄官庁の意向を気にしてしまいがちです。そして、むしろ、それらに準じることがプロフェッショナリズムと考えてしまうことがあります。

しかし、そうではないのだと。ガイドラインや管轄官庁(あるいは上司)の意向を疑いもなく、鵜呑みにすることは、むしろプロフェッショナリズムの放棄なのだ、と。

そして、こう続けられます。

プロフェッショナリズムが自律的で内省的で、そして内的な概念なのに、そもそも「プロとはこんなものだよ、こうあるべきだ」と外的に規定することが根本的に、本質的に矛盾している、という部分もわりとさらっと流されています。

今までわたしが、感じていたもやもや感は、だいぶ晴れてきました。

最後に、引用させていただいた文章の出典です。
ブログ:「楽園はこちら側」から頂きました。いつも楽しい文章ありがとうございます。
http://georgebest1969.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-e863.html

最も無意味なのは「決意を新たにする」こと

大前研一さん著『時間とムダの科学』より

人間が変わる方法は3つしかない。

 1)時間配分を変える
 2)住む場所を変える
 3)つきあう人を変える

この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」こと、といいます。

私が大学院へ行くことで1と3が強制的に変わることになりました。すると当然のように(?)、人間が変わりました。具体的には、「決意を新たにする」ことになったのです。


また、神田昌典さん曰く「人生における大切な出会い、3つ」

 1)人との出会い
 2)本との出会い
 3)CD(オーディオセミナー)との出会い

これも大学院に行くことで1と2に変化がありました。今までは医療業界を中心に狭い範囲での行動範囲(対人、対本)だったのです。

3についてはちょっと、意表を突かれた感じがします。耳からの勉強、しかも繰り返し学ぶことの効用について言われているのだと思います。昔、ダイエットや健康づくりについて思い立ったとき、耳からのトレーニングで、耳学問の効果を実感しました。同感です。

Twitter革命 神田俊晶

今、はやりのソーシャルメディアTwitterについて書かれた本。タイトルの「革命」は、まんざら冗談とは思えない。未来予想的な内容が多く楽しい。

勿論、その魅力と使い方のTipsが盛りだくさんで、それだけで十分有用なのだが、私が思わず線を引いていた箇所は以下の部分(P114)

 もちろん、マスコミが伝える情報の中に本当のことがまったくないと言っているのではないが、彼らが伝えることだけが真実というわけでもない。ビューポイントの数だけ事実はある。その一つひとつの事実を俯瞰できれば、プロのジャーナリズムという大義をかさに着た報道だけに依拠するより、真実が見えてくるのではないか。


以前、「事実なんてない、あるのは認識だけ」という言葉があり、胸に響いたことがある。まさに、「ビューポイントの数だけ、事実がある」という表現と同値であり、故にこの部分に線を引いていたのだろう。

あと1年後、この新しいメディアはどう革命を引き起こしているだろうか?

クリスマス気分

夜になると違った気分になりますね。
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I love Mac.

iPhoneを手に 微妙な表情のサンタ

社会福祉法人・公益法人の会計

前回の学校の会計に引き続き、社会福祉法人と公益法人の会計を学ぶ。

指定正味財産増減の部には減価償却を計上しないので、そのままでは一般正味財産増減の部で償却費分だけ損失が発生してしまう。同額の費用分を一般に振り返ることで補填し、損益に影響がでないようにしている。

とか、

正味財産増減計画書を一般と指定に区分することにより、一般正味財産増減計算の結果によって恒常的な効率性を明確にすることができる、と考えられている。

・・・かなり難解な書き方。

要するに、
・寄付金や補助金からは収益を出させない
・恒常的な効率性(いわゆる企業会計における「業績」)を会計に盛り込む
のコンセプトなのだが、このコンセプトはいわば、公会計を通してのコンセプトである。そういった意味では、毎回の授業で理解が進んできたと思っている。(各論は本当に難しい!)

うまくいくこと、いかないことの分かれ道とは?

環境ビジネスの世界では、うまくいく場合とうまくいかない場合がある。その分かれ目はどこなのだろうか?前に、5つの成功法則を教わったので、それを手がかりに分析していく。

また、授業の後半に問題が出された。

世の中には環境に優しい製品でも社会に受け入れられず、消えていく製品が山ほどありますが。また、一方で、受け入れられる商品もあります。その違いはいったいどこにあるのでしょう。

心の中に一つ答えが浮かんだ。もう少し整理しておく。

■関連記事
リサイクルビジネスの成功法則

目標は自分で決め、自分で管理 (自己目標管理)

目標管理制度についての説明があった。
授業では実際に目標設定をする実習もあり、だいぶ理解が深まった。

目標管理制度はドラッカーによって提唱された。知識産業社会において、個人のモチベーション・成長を引き出すために、コミュニケーションを通じて、個人の目標を組織の目標と一致させるための道具である。

ただ、この「目標管理制度」という語感がなんとなくドラッカーらしくない。本来の彼の意図は何だろうかと思って、英語での表現をたどってみると、"Management by Objectives and self-control"とあった。

この最後の"and self- control"が大変重要である。従って丁寧に訳出すれば、「目標と自己統制によるマネジメント」となる。しかし、ちょっと日本語としてこなれていないな。と思う。

そう思いながらいろいろとwebで調べてみたらあった!私と同じ考えの方が。そして、よりふさわしい訳出をされている方が!!

「自己目標管理」という言葉を使われていた。この言葉が最適だと思う。今後は私もこの言葉を使っていきたい。


出典)新潮流を読む 「目標は自分で決め、自分で管理」■ドラッカーのIT経営論
http://itpro.nikkeibp.co.jp/a/biz/shin/shin0312/shin_79.shtml

「寝かせて生まれる」妙案

テレビを見ていたら、「思考の整理学」の著書として有名な外山滋比古さんのインタビューがあり興味深かった。

1日2時間の散歩を50年(!)も欠かさず、歩きながら思いついたアイデアをメモされている。

先生は言う、

どんなつまらないものでも、繰り返し繰り返し考えていれば新しいものが生まれる可能性がある

と。そして続けられた。

 昨日考えたことが、今日、何か新しいものになることはない。発酵には時間が必要だ。

と。

私もブログを書き綴っていて、よく以前の記述を見直す事がある。そうしていると、次につながるアイデアがふと、湧き出たり、考えが深まるような経験をすることがある。そういった経験はとても面白い。


今、大学院で課されているレポートがとても多い。なるべく早めに着手して「寝かす時間」がしっかりとれるよう、心がけたい。

MD/MBAを志す人へ (ドラッカーの言葉)

ドラッカーの言葉

多くの人たち、特に一芸に秀でた人たちは、他の分野をばかにしがちである。ほかの知識などなくても十分だと思う。一流のエンジニアは、人間について何も知らないことをむしろ鼻にかける。(中略) 逆に、人事部門の人間は、会計や定量的な手法を知らないことを鼻にかける。しかし、このようにおのれの無知をひけらかす態度はつまづきの原因になる。 「自己探求の時代」

For too many people,---- especially people with great expertise in one area --- are contemptuous of knowledge in other area or believe that being bright is a substitute for knowledge. First-rate engineers, for instance, tends to take pride in not knowing anything about people ....Human resource professionals ,by contrast,often pride themselves on their ignorance of elementary accounting . But taking pride in such ignorance is self-defeating.    "Managing Oneself"



■関連記事
・すべてについて何かを 何かについてすべてを
・プロフェッショナルの条件 ドラッカー

清流に沈む紅葉

秋も深まってきました。冷気が気持ちをピンとさせます。

生活保護制度について考える

今日の授業は大変熱を帯び、いつの間にか、惹き付けられてしまった。あっという間の時間。

先生から、生活保護行政について、そのあり方の検証に携わられた中での、経験話を多く伺った。

様々な人々が注目するなかで、判断を行い、社会に広めていくのは、非常に心身ともに負担のかかる話である。ある判断をして表明すれば、それに反対する立場の人からは非難が生じるし、その逆もそうである。

更に、マスコミの力でそれがあらぬ方向にいくこともしばしば。

自分が詳しくない領域では、いわゆる専門家や、マスコミからの影響を受けやすい状態を、無意識的に作っている。そのことを再認識した。「ゼロベース思考」と最近そればかり。

■用語集
・生活保護法
・孤独死
・民生委員

一番大切なこと

多くの難関をくぐり抜け、今も激動のまっただ中で、リサイクルビジネスの指揮をとっておられる社長のお話をお聞きする機会があった。

社長は言われた、

  成り立つか成り立たないかを議論するのではなく、成り立たせるための議論をする


と。

私も医療、福祉業界にいるものとして強く同意した。環境ビジネスの業界も、医療業界も本当に共通点が多い。

更に社長は続けた。

  何か技術的に困ったことが生じても電話一本で助けてくれる

そういった、潜在的な技術力を抱えたこの街の底力についてもお話があった。


リサイクルビジネスを始められた当初は、すべてが始めてだったに違いない。社長の志、器、人脈、そういったものが実を結び今に至っているに違いない。リサイクルビジネスの周辺からでも我々が学ぶべきことは多い。

ファイナンス

■現在価値計算について学習

安全利子率をr 、リスクプレミアムをρとするとn年後に受け取るC円の現在価値は

               C/(1+r+ρ)^n


と計算できる。
r+ρ(安全利子率+リスクプレミアム)のことを割引率という。

■続いて債権や株価の価格決定の基礎理論について学習
特に配当割引モデル(DDM)について学習

・毎年同じ配当Dが支払われる場合

               株価=D/(r+ρ)



・1年後の配当がDでそれ以降永遠に配当がgの割合で増えていく場合

               株価=D/(r+ρ-g)


もちろん、授業ではこの公式が導かれるまでのプロセスも含め説明がなされた。無限等比級数の極限は、高校3年生の数学で、「微分積分」で学んで来のこと。こんな場面で、昔の知識を思い出すことに、学問の面白さを感じる。

■用語集
・利付債
・割引債

メインストリートにドラッグストア

街のメインストリートとも言える、地元の商店街に、最近ドラッグストアが多いことが話題となる。そういえば、私が小さいときにはオモチャ屋であった場所が、今はドラッグストアとなっている。

私が小さい時は、とても子供が多かった。しかし現在は、高齢者の割合が多い。
オモチャ屋→ドラッグストア は当然で、それは、高齢者が薬を必要としているからだと最初、思った。

ただ、どうして郊外ではなく、メインストリートにドラッグストアなのだろうか。高齢者が多い街とはいえ、まだ、若者は多いと思うのだが。そう考えると、ドラッグストアが増えている理由が分からなくなった。


私は、あまりドラッグストアに行かないので分からなかったが、ドラッグストアの客層は必ずしも「高齢者」だけではないようだ。意外と若い女性も行っている。考えてみると、確かにドラッグストアは薬以外に、化粧品やダイエット食品、健康食品、日用品なども売られている。

ドラッグストア一つとっても、思い込みが強く、ゼロベース思考が難しい事を感じる。

■関連記事
難解な問題こそ、ゼロベース思考で

マーケティング戦略

大学院の魅力向上についての議論。

ドラッカーが言うように、「顧客の創造」を念頭におきつつ、まずはどういった顧客(学生)を大学側は想定しているのか、また、逆に、どういう人がK2BSに関心があるか、を議論した。

K2BSはいわゆるビジネス領域だけではなく、パブリック系や医療・福祉系の講座が充実しており、他のビジネススクールにない特色を持つ。様々な分野が融合し、互いの能力を活性化することこそ、K2BSのつよみである。ちなみに、医療福祉系業界出身の学生割合ランキングは、国内のビジネススクールでは1位である。これはもっと強調してもいいポイントだと思う。

どういった顧客(学生)を集めたいか?まずはセグメンテーション。分野が違うと調査手法も違うだろう。分野別の議論も深まった。

議論も煮詰まり、来週は、我々自身を分析してみることとなった。まず己を知ることから始まる。分析項目と目的の設定から始めてみる。

地域の医療計画とはどのようなものか?

地域社会の医療・福祉は地方自治体により計画策定がなされている。つまり、医療計画は都道府県知事の所轄事項である。

ちなみに福岡県の医療計画の基本理念は

1 自主性の原則
2 包括サービスの原則
3 人間関係尊重の原則
4 効率性・効果性の原則
5 地域特性準拠の原則
6 需要即応、機会均等の原則



となっている。他、様々な情報は、福岡県庁のホームページで入手できる。また、福岡県医療審議会のメンバーも知ることができる。ただ、個々のメンバーの考えや方針まではホームページでは分からない。

「医療計画」はいわば、将来の「設計図」なのだが、現場レベルでは特に意識せず、毎日の勤務をこなしている。言い換えれば、直接的な影響は現場には及んでいない気がする。

逆に、患者さんや家族の悩みは現場の最前線がまず受け止めることになるが、こういった個々の問題やその解決への指針は「医療計画」にあまり反映されていない気がする。

地域の医療・福祉の問題が、関係者全員に共有できるような仕組みを考えてみたい。

青光

空の青が、水面に映り込んでいます。きれいですね。

ソーシャルインクルージョン

ソーシャルインクルージョンとは、

全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う

という理念である。今回の授業で取り上げられた。

これまでも行政は上記の理念を達成すべく力を尽くしてきたが、なおも不十分な部分がある。行政のカバーできない部分において、民間やNPOの力を引き出すにはどうすればいいのか考えて見る。と、その前に、自らが理想とする活動をしている団体や組織が、この街にも既にあるのでは?と思った。まず、こういった団体、組織を知り、そして支援することから始めてみようと考えた。

さて、そういった団体組織の窓口はどこなのか?調べてみる。

■用語集
・社会福祉事業法
・社会福祉法
・社会福祉基礎構造改革
・措置制度
・応益負担 応能負担

学校の会計から得られるメッセージとは?

学校のうち、特に大学が中心に取り上げられた。

大学といっても、国公立もあれば私立もある。それぞれに適用される会計基準が異なる。でもこのぐらいで、驚いてはいけない。

一般の人から見れば、国公立だろうが、私立だろうが教育を提供する「学校」としては似たり寄ったりというイメージだろうが、それぞれの財務諸表をみると、本当に同じ「学校」というカテゴリーの財務諸表なのか、と驚愕する。

国立大学法人等の独立行政法人は、国・地方公共団体の委託を受けて、教育研究を行う機関として位置づけられる。

運営にかかる経費、設備の更新費用等は、いずれも委託者である国・地方公共団体が負担し、運営費交付金や補助金として交付する。そして、当該交付金・補助金から利益がでることはない、という基本的な考え方がある。

従って利益が出ないように、利益が出そうになるとそれを消し込んでいくような仕訳が存在する。その仕訳は、とても独特でかなり難解。例えば、「資産見返運営費交付金」という勘定科目なんて、単なる簿記の延長では理解不能。

しかし、国立大学法人が提出する財務諸表では、上記の如く利益がでないとなると、モチベーションが低下しかねないとして、「利益」としての項目である「当期総利益」という項目が、何と「損益計算書」に書かれている。

一方、私立は国立より、利益の確保に注意が払われると一般には思われるが、財務諸表には、「利益」を表す項目なければ、「損益計算書」も存在しない。しかし、保有する有価証券の時価情報が「丁寧に」扱われるなど、本音と建前がきれいに乖離している。

これらの財務諸表がわれわれに伝えているメッセージは何なのだろうか?そこに本質が宿る。

ついにiPhoneを入手しました!

いわゆるPDAとの出会いは、Palmが初めてでした。学生時代に米国の沖縄海軍病院に病院見学に行った際に、アメリカ人医師がPalmで処方箋を作り、部屋の片隅にある赤外線レシーバーに向けてピッと送信していたのを見てびっくりした事を思い出します。また、薬剤のリファレンスもPalmにインストールされており、それでさっさーと検索し「この薬は妊婦には禁忌となっっているねー」なんて、私にさらっと言ってました。10年以上も前ですが、SFチックでスマートなやり方に、今でも思い出すと興奮します。

学校を卒業してから早速Palmを購入しその後、クリエに乗り換え、しかしPalm市場が衰退した後は、悶々としていました。

12年間使っていたdocomoのムーバ(Fomaでなく)の調子がいよいよ悪くなり、ついにiPhoneの購入に踏み切ったのでした。


iPhoneは久しぶりに時代を変えるツールだと感じています。

その昔、Windows95が発売されたとき、あれも11月だったと思いますが、予約をして発売と同時に購入したことを覚えています。当時、まだ20歳そこそこで、貧乏学生でなかなかパソコンも買えず、でもなんとかして貯金をはたいて購入し、喜びながらインストールし、うまくいかない時はDOSから立ち上げてフロッピーディスクの山と格闘していました。DOSのコマンドを打つのも、大変でしたがそれも面白く、あの時はただ、「自分は時代の最先端にいる」と、勝手に思い込み、幸せな気分でした。

あれから15年。あの時に感じた幸せを今、また感じています。モデムから無線LANに代わり、パソコン通信からクラウドに変わり、容量が500MBから32GBに変わっても、将来を感じるツールを触る幸せに、あまり変わりはないように思います。


将来を感じるー、その内容も昔とは変わってきました。

無線LANとGPSが搭載されているこのディバイスは人と空間をいとも簡単につないでくれます。この「つながっていく世界」は今後、どう変化していくのでしょうか。

2年契約ですので、しばらくこのディバイスと日々過ごしますが、おそらく2年後は、また別の将来が待っているに違いありません。今、既に起こっている未来を、iPhoneのスクリーンから覗き込みながら、いろいろとまた、思索に耽ってみます。

リサイクルビジネスの成功法則

リサイクルビジネスは、医療・福祉業界とよく似ていると常々思いながら学んでいます。

今日の講義の最後にリサイクルビジネスの成功法則として5つ、フレームワークを提示されました。

 1 政策動向を見極める
 2 地域特性の把握
 3 入り口と出口を確保する
 4 主体(3つのシステム)を巻き込む
 5 「環」の形成モデルをまず構築する


これはそのまま医療・福祉業界に当てはまるではないか!と声が出そうになりました。

一見、異分野に見えて実は共通点が多いという領域を勉強するのは、とても脳にとって良いと思います。

□用語集
・シングルインカム
・ダブルインカム

朝日を見て心穏やか

幻想的な朝日に遭遇。穏やかな一日が始まる。

かかりつけ医と患者情報

今日も今の医療情勢を示す多様なデータが数多く出てきた。
その都度、私はその中からより重要なデータは何だろうかと自問自答する。データに潜む事態を読み取り、考えていくのが授業の中身。


私は最も本質的なデータは、「患者の個人情報」だと考えている。これが一次情報で原点。

「患者の個人情報」とは年齢、性別、病歴、手術歴、内服歴、家族歴、アレルギー歴といった、我々がサマリーを作成するのに必要な項目の他、病院受診歴、その外来や入院の別、その都度の支払料金の内容や保険種別などが含まれる。

患者情報を重視することはとても大切。ポーターが書いた「医療戦略の本質」でも強調されている「医療の質での競争」に欠かせない。他にも欲しい情報はたくさんあるが、まずは患者情報に拘りたい。

今や技術的には、そのデータベース化は可能。どんなに量があっても、基本はテキストデータなので、一人あたりの容量もせいぜい数MB。これを基にして、統計処理を行い、現状分析や将来予測をしたり、医療政策について議論を行うのが望ましいと思う。

個人情報は磁気にしてカードとしても良いし、microSDに入れて保険証に組み込んでもいいし、データをクラウドに格納してネット越しに引っ張っても良い。個人情報の漏洩対策は必要だが、各医療機関や医療行政機関で一次情報を共有することで、今までとは違う世界が創られると思う。少なくとも議論の流れが変わっていくと思う。


授業では「かかりつけ医」が話題になった。私はかかりつけ医としては「患者情報を管理し要約する医師」と定義してはどうかと考えている。より良い要約そのものが、患者さんにとっては、単なる情報を越えて、とても大切な付加価値になってくると、予想している。

自院でも他院でも受診機会の度にデータは更新される。そしてかかりつけ医は、要約を付けていく。患者さんがいつ、また、どんな病院を受診してもいいように。

そうなってくると、かかりつけ医の機能は、日常診療の延長ではなく、もはやそれだけで独立した仕事になってくるかも知れない。

研究テーマにも関わってくるため、「患者情報とかかりつけ医」という切り口は、引き続き考えていきたい。

■関連記事
医療戦略の本質 マイケルポーター著 山本雄士訳

早朝の散策2

秋も深まる中、美しいすすきを見るために、また湿原を散策です。
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■関連記事
早朝の散策

プロセス、根拠、そして情報公開

パブリック領域において、意思決定は「プロセスと根拠」が大切であると先生は言われました。私も強く同意するのですが、私は更に「情報公開」という軸が、パブリック領域には必要だと考えています。(勿論、外交や防衛といった機密分野、個人情報保護分野は除きます。)

「みんなの意見」は案外正しい、という米国のベストセラーに、集合知が正解に近づくための条件として、

(1) diversity of opinion;
様々な意見が集団の中にあること
(2) independence of members from one another;
集団の中で、付和雷同せずに、個々の独立性が保たれていること
(3) decentralization;
中央集権的ではないこと
(4) a good method for aggregating opinions.
様々な意見をとりまとめる方法論があること

が書かれています。新聞や官報では紙面の制限がありましたが、今やネット空間では少なくともその制約はなくなりました。なるべく一次情報が公開され、それに対する意見が独立を保ち、さらにとりまとめる仕組みが作られれば、多くの事柄に対し、最適解、少なくとも納得解に近づくことができるのではと考えています。

インフルエンザにまつわる行政も今の世の流れを映し出しています。一部の行政官が決めるのではなく、多数の意見が集約された形で進もうとしています。どうしても新聞ではその過程が「ぶれ」として、市民に伝わりがちですが、私はその「ぶれ」は許容範囲内として見ています。

テンポ良く進みます・・・ ファイナンス

ファイナンスは企業における3つの意思決定を行う。1資金調達 2配当 3投資 である。まだ、始まって2回目であるが、1の資金調達の概略の説明が終了した。続いて2も終了。(ちょっと速い??)

1については以下のまとめにつきる。

 1自己資本調達
  1-1内部資本調達
   1-1-1減価償却費
   1-1-2内部留保
  1-2株式発行
   1-2-1優先株
   1-2-2普通株

 2負債資本調達
  2-1社債発行
   2-1-1普通社債
   2-1-2転換社債
   2-1-3ワラント債
  2-2CP発行
  2-3借入金


 
配当については尺度を学習した。
配当性向と配当利回りである。このあたりはまあOK。その他の株主還元策として、自社株買い戻しと株式分割について説明が成された。新聞紙上で時々みたことがある用語だが、これを機会にきちんと勉強できたので良かった。まだ、授業が始まって2回だけど、かなり濃厚な授業だ・・・。ちょっと予習大変。

何かについて全てを、全てについて何かを

「何かについて全てを、全てについて何かを」知る。これはwebで見つけた言葉です。私が私淑する人物、岩田健太郎先生の書かれた言葉です。

これを書かれた岩田先生の思いは、私とは別のところにあるかもしれませんが、今の私にとって、胸に響く言葉でした。

私はあるところで、大学院で学ぶ理由を以下のように述べています。

激変する社会情勢のもと、十分な医療を提供できない現場と、十分な医療を享受できない患者家族との間で考えることが多くなりました。経営学、経済学といった社会科学は一見、医学とつながりがないように見えて、しかしその深部では相互に結びついています。その深部に流れる水脈を探しあて、汲み上げて、現場に還元すること。これが私が大学院で学んでいる理由です。


これを別の言葉で言い換えるならば、上記の言葉になるでしょう。即ち「何かについて全てを、全てについて何かを」です。


最近、「全てについて何かを知りたい、しかし、知らないことがあまりにも多すぎる。」という世間に対する謙虚な姿勢こそ、自分を正気に保てる唯一の姿勢だと思うようになりました。そして「何かについて全てを知ろうとする姿勢」が自らをプロとして成り立たせている唯一の姿勢だと思うようになりました。

折に触れ、この言葉を噛みしめていきたいと思います。

広報活動とweb

20代から30代の若い世代は、webから情報を多く得ている。実際、当大学の入試説明会に来られる方々もほとんどwebから情報を得て来ている。ポスターや新聞のチラシが広報に占める割合は大きく低下している。もっとも侮れないのは「口コミ」の存在だが。

さて、広報活動を行う際には、webというメディアにもう少し、自覚的でありたい。一般企業に比べて大学がやや乗り遅れるというのは一般的にはやむを得ないところがあるが、かなり先進的な大学は、ほぼ例外なくwebによる広報戦略に積極的である。

当大学の価値を適正に広報していくため、まず私自身が、勉強してみようと思う。

□キーワード
・SEO
・Google Analytics
プロフィール

Dr.Q

Author:Dr.Q
30代男性の医師(MD)が日々の気づきを書き綴ります。MBA取得を目指し、K2BSで学んでいます。そこでの学びを中心に書いています。内容は著者の責任によるもので、所属する組織、部署には関係ありません。

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